2010年7月2日金曜日

飴屋

曾祖父が使っていた尺八です。
飴を売る際に来店を伝えるために吹いていたそうです。
豆腐屋のラッパのようなものだったのでしょう。

尺八の語源はその寸法から来ているようです。
一尺八寸(54.5cm)尺八です。計ってみたらピッタリ54.5cmでした。
「まがい物じゃないな。」少しホッとしました。
曾祖父は尺八の名人だったとの話ですが、それもにわかに真実味を帯びてきました。

孫に当たる父が息を吹き込むと「良い音が出た。」と言っていたので、曾孫に当たる私が思い切って息を吹き吹き込むと、プヒューと情けない音が出ました。
血の薄れとともに、遺伝子レベルの才能も薄まってしまったのでしょう。

天秤と尺八。曾祖父の形見はこれで全てです。
何だか本当の意味でスタートが切れそうな気がします。

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